ピッと封印!放課後のマジカル・プライスレス!
パリィィィィンッ!
凍りつくような高い音が響いて、黒い石に大きな亀裂が入った。
そして――。
……ギギギ、ギギッ!
何かがはい出してくるような、不気味な音とともに。
「え……、うそ……」
わたしはぎょっとした。
亀裂からあふれ出したのは、黒くて禍々しい妖気のようなものだったからだ。
『これは……』
ナナちゃんのキラキラしていたうろこが、一瞬でくすんでしまう。
『まひろ様、離れてくださいの! 封印が、魔よけ石の封印が壊れてしまいましたの!』
「魔よけ石の封印?」
ナナちゃんの叫び声と一緒に、突風が吹き荒れる。
わたしのカバンが激しくなびいて、さっきまでの穏やかな空気が、一瞬で『異世界』に変わってしまった。
しかも、恐ろしくて怖そうなあやかしたちが、次々と魔よけ石から飛び出してくる。
「あ……」
口が耳まで裂けた、巨大な顔だけのあやかし。
ボロボロの着物を着て、青白い炎をまとったガイコツ。
それらを目の当たりにして、手のひらが震える。
「わたし、また……。学校に遅れそうになって、焦って、それで……」
いつもの『ドジ』では、済まされないことをしてしまった。
凍りつくような高い音が響いて、黒い石に大きな亀裂が入った。
そして――。
……ギギギ、ギギッ!
何かがはい出してくるような、不気味な音とともに。
「え……、うそ……」
わたしはぎょっとした。
亀裂からあふれ出したのは、黒くて禍々しい妖気のようなものだったからだ。
『これは……』
ナナちゃんのキラキラしていたうろこが、一瞬でくすんでしまう。
『まひろ様、離れてくださいの! 封印が、魔よけ石の封印が壊れてしまいましたの!』
「魔よけ石の封印?」
ナナちゃんの叫び声と一緒に、突風が吹き荒れる。
わたしのカバンが激しくなびいて、さっきまでの穏やかな空気が、一瞬で『異世界』に変わってしまった。
しかも、恐ろしくて怖そうなあやかしたちが、次々と魔よけ石から飛び出してくる。
「あ……」
口が耳まで裂けた、巨大な顔だけのあやかし。
ボロボロの着物を着て、青白い炎をまとったガイコツ。
それらを目の当たりにして、手のひらが震える。
「わたし、また……。学校に遅れそうになって、焦って、それで……」
いつもの『ドジ』では、済まされないことをしてしまった。