ピッと封印!放課後のマジカル・プライスレス!
『できなくても、失敗してもいいんだよ』
記憶の底から、ぽとりと柔らかな声が落ちてくる。
『なあ、俺と一緒にがんばろうぜ。一人でできないことでも、二人なら絶対にできるようになるからな』
……そうだ。
あの日、わたしを救ってくれたのは、平の温かい言葉だった。
あやかしだって、きっと同じ。
一人で凍りついているココネちゃんに、誰かの『温もり』を届けなきゃいけないんだ。
「……ココネちゃん、一人ぼっちにしてごめんね」
わたしはバーコードリーダーを握りしめたまま、吹雪の中へ、さらにもう一歩踏み出した。
「お兄ちゃんはね、ココネちゃんを忘れたんじゃないよ。ココネちゃんを助けてほしいって、わたしたちに頼んでくれたんだ。……ココネちゃんのことが、大切だから!」
その瞬間、バーコードリーダーが、わたしの体温を吸い込むように、カチリと青からオレンジ色の光に変わった。
【承認:心の温度上昇を確認。デジタイズ・スタート!】
わたしは意を決して、バーコードリーダーを構える。
「沈静化スキャン、いっけえぇぇぇーーーー!!」
わたしが叫びながらトリガーを引くと、バーコードリーダーから太陽のような温かい光の束が放たれた。
光は鋭いツララを溶かし、ココネちゃんの真っ白なバーコードを包み込んでいく。
記憶の底から、ぽとりと柔らかな声が落ちてくる。
『なあ、俺と一緒にがんばろうぜ。一人でできないことでも、二人なら絶対にできるようになるからな』
……そうだ。
あの日、わたしを救ってくれたのは、平の温かい言葉だった。
あやかしだって、きっと同じ。
一人で凍りついているココネちゃんに、誰かの『温もり』を届けなきゃいけないんだ。
「……ココネちゃん、一人ぼっちにしてごめんね」
わたしはバーコードリーダーを握りしめたまま、吹雪の中へ、さらにもう一歩踏み出した。
「お兄ちゃんはね、ココネちゃんを忘れたんじゃないよ。ココネちゃんを助けてほしいって、わたしたちに頼んでくれたんだ。……ココネちゃんのことが、大切だから!」
その瞬間、バーコードリーダーが、わたしの体温を吸い込むように、カチリと青からオレンジ色の光に変わった。
【承認:心の温度上昇を確認。デジタイズ・スタート!】
わたしは意を決して、バーコードリーダーを構える。
「沈静化スキャン、いっけえぇぇぇーーーー!!」
わたしが叫びながらトリガーを引くと、バーコードリーダーから太陽のような温かい光の束が放たれた。
光は鋭いツララを溶かし、ココネちゃんの真っ白なバーコードを包み込んでいく。