ピッと封印!放課後のマジカル・プライスレス!
投げやり気味になっていると、誰かがポンとわたしの頭をなでる。
それは大きくて、少し節のある男の子の手だった。
「まひろ、元気だせよ!」
「平、どうして?」
平が教室に戻ってきたものだから、わたしはものすごくおどろいた。
だって、今日の居残りは、わたしだけだったんだよ!?
「俺も、居残って勉強させてもらえるように、先生に頼んだんだ」
平はニカッと笑って、自分の席に腰かける。
じーんとした。
平の行動、そのすべてが、優しさに包まれているような気がして。
わたしは思わず、じわっと泣きそうになってしまった。
「ほら、さっさと宿題、終わらせるぞ」
「ううっ……。平、ありがとう……」
嬉しくて嬉しくて、どんよりした気分が一気に吹き飛ぶ。
平がそばにいるだけで百人力だ。
改めて、思う。
あやかしの王……『黒の王』なんて関係ない!
平は平だ!
だからわたし、平を消したりしない!
このバーコードリーダーで、絶対に守ってみせるんだ!
そう意気込んでいると、中井先生が教室に入ってきた。
「よし。二人とも、ちゃんと残っているな」
中井先生はそう言って、教壇にプリントを置く。
あれ……?
何故だろう?
中井先生の影が、異様に長い気がした。
教壇にいるのに、影だけがモゾモゾと動いて、わたしの足元に触れようとしている。
それは大きくて、少し節のある男の子の手だった。
「まひろ、元気だせよ!」
「平、どうして?」
平が教室に戻ってきたものだから、わたしはものすごくおどろいた。
だって、今日の居残りは、わたしだけだったんだよ!?
「俺も、居残って勉強させてもらえるように、先生に頼んだんだ」
平はニカッと笑って、自分の席に腰かける。
じーんとした。
平の行動、そのすべてが、優しさに包まれているような気がして。
わたしは思わず、じわっと泣きそうになってしまった。
「ほら、さっさと宿題、終わらせるぞ」
「ううっ……。平、ありがとう……」
嬉しくて嬉しくて、どんよりした気分が一気に吹き飛ぶ。
平がそばにいるだけで百人力だ。
改めて、思う。
あやかしの王……『黒の王』なんて関係ない!
平は平だ!
だからわたし、平を消したりしない!
このバーコードリーダーで、絶対に守ってみせるんだ!
そう意気込んでいると、中井先生が教室に入ってきた。
「よし。二人とも、ちゃんと残っているな」
中井先生はそう言って、教壇にプリントを置く。
あれ……?
何故だろう?
中井先生の影が、異様に長い気がした。
教壇にいるのに、影だけがモゾモゾと動いて、わたしの足元に触れようとしている。