ピッと封印!放課後のマジカル・プライスレス!
『まひろ様、落ち込んでいる暇はありませんの! あいつら、町の方へ向かうつもりですの!』
「うん! 何とかしないと!」
課題は山積みだけど、やるしかない。
わたしはぐっとやる気をみなぎらせた。
そして、カバンから『あるもの』を取り出そうとしたんだけど――。
「あれ……?」
ふと気がつくと、いつの間にか、いつもの光景に戻っていた。
荒々しい妖怪たちの姿は、どこにも見当たらない。
まるで、先程の出来事は夢だったみたいだ。
『誰か』の力によって抑えられたように、辺りはしーんと静まり返っている。
魔よけ石から飛び出した、あの怖そうなあやかしたちはどうなったんだろう。
何も分からない。
それに、目の前で重大なことが起きたのに、周りのみんなは素知らぬ顔をしている。
やっぱり、『わたしたち』以外、あやかしは見えていないんだ。
呆然としていると、ナナちゃんが警戒するように言った。
『まひろ様、油断は禁物ですの。あの石のヒビは、まだ消えてませんの……』
「……そうだ! あの白い帯がかかっていた石は……」
振り返ると、ふと木の根元に大きな石があるのが見えた。
そのヒビから、薄暗い青色に光っている氷のようなものが商店街の方へ向かって、点々と続いている。
太陽の光を浴びているのに、全く溶ける気配はない。
しかも、触れると、指先が凍りつきそうなほど冷たい。
やっぱり、さっきのは夢じゃない!
「うん! 何とかしないと!」
課題は山積みだけど、やるしかない。
わたしはぐっとやる気をみなぎらせた。
そして、カバンから『あるもの』を取り出そうとしたんだけど――。
「あれ……?」
ふと気がつくと、いつの間にか、いつもの光景に戻っていた。
荒々しい妖怪たちの姿は、どこにも見当たらない。
まるで、先程の出来事は夢だったみたいだ。
『誰か』の力によって抑えられたように、辺りはしーんと静まり返っている。
魔よけ石から飛び出した、あの怖そうなあやかしたちはどうなったんだろう。
何も分からない。
それに、目の前で重大なことが起きたのに、周りのみんなは素知らぬ顔をしている。
やっぱり、『わたしたち』以外、あやかしは見えていないんだ。
呆然としていると、ナナちゃんが警戒するように言った。
『まひろ様、油断は禁物ですの。あの石のヒビは、まだ消えてませんの……』
「……そうだ! あの白い帯がかかっていた石は……」
振り返ると、ふと木の根元に大きな石があるのが見えた。
そのヒビから、薄暗い青色に光っている氷のようなものが商店街の方へ向かって、点々と続いている。
太陽の光を浴びているのに、全く溶ける気配はない。
しかも、触れると、指先が凍りつきそうなほど冷たい。
やっぱり、さっきのは夢じゃない!