ピッと封印!放課後のマジカル・プライスレス!
【警告:ターゲットのコード、特定不能。強制スキャン不能!】

警告音とともに、画面にエラーメッセージが表情される。

「えっ!?  スキャンできないの……!? なんで!」

わたしの切羽詰まった声に、ナナちゃんが駆け寄ってきた。

『まひろ様。怨念妖怪を封印するためには、コードを特定する必要がありますの!』
「特定……」

わたしがぽかんとすると、ナナちゃんの瞳がふっと揺れる。

『怨念妖怪には、実体がありませんの。実体化させるか、もしくは特殊な方法でスキャンする必要がありますの!』
「……実体化させるか、特殊な方法」

ナナちゃんの説明にうなずいたものの、胸の奥のざわつきはおさまらない。
心臓の音がうるさくて、周りの声が遠く聞こえる。

(……分からない。怨念妖怪を封印するには、どうしたらいいんだろう?)

こういう時、いつもバーコードリーダーがわたしたちを導いてくれた。
だけど、今回は何の反応も示さない。

(ねえ、どうしたらいいの……!!)

いても立ってもいられなくて、わたしはバーコードリーダーをぎゅっと握りしめる。
わたしの頭の中の混乱が、最高潮に達しようとしていたその時――。
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