ピッと封印!放課後のマジカル・プライスレス!
「とにかく、この状況を何とかしなくちゃ! そうしないと、町が壊されちゃう!」

この一大事の発端は、わたしだ。
より正確に言うと、わたしが白い帯を外してしまったことが原因だ。
この状況を何とかする必要がある。
何とかしなくちゃいけないんだけど、わたしはその責任を早々に放棄した。
何故なら――。

「やばっ。宮下に構っている場合じゃない!」
「遅刻するぞ!」

男の子たちがそう言って駆け出したことで、遅刻ギリギリなのを思い出したからだ。

「うわあっ、ごめんなさいー!! 学校が終わってから、何とかしますー!!」

わたしも大急ぎで、学校へ向かう。
だが、この口約束が思わぬ運びにつながるなんて。
『誰か』が聞いていたなんて。
この時のわたしは、微塵も思わなかったんだ。
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