花束に囲まれた君が残したもの。
【聖夜の灯火】
ー教室の陽だまりでー
ハクションッ、ハクションッ!!ハクション!!!
昨晩、寒い山小屋で寝てしまったせいか盛大なくしゃみを3回程して教室に入る。
「豪快だな。風邪ひいたか?」
鼻を擦りながら自分の机を向かっていた途中、クワに声をかけられる。
「かもしれない…」
僕がそう呟くとクワは自分の席でくしゃみをするヒマの方を指さして、
「ヒマも同じ教室の入り方してたぞ。」
とニヤッと笑った。笑ったクワの目の下にはくまがあった。
「ヒラ…あいつやっぱりわかってなかったな…」
僕は勘違いであることをクワにサプライズがバレないように上手く説明しようとしたが、どうやらクワも聞く耳を持ってない。
クワにはまたニヤッとされながら
「正直になれよー」と言われた。
本当に違うのに…
僕が好きなのは…
僕は窓辺を見た。
ツユちゃんは席にいなかった。
「あれ、ツユちゃんは?」
僕はクワに聞いた。
もうそろそろ授業が始まる時間だというのに姿がない。
「なんか、午前中病院で健康診断?するんだと。どこか悪いんかねぇ?」
クワは頬杖をつきながら答えた。
素朴な様子だった。
あれ…クワは知らない?
僕はもしかしてと思ったが、知ってても知らなくても違和感のない聞き方が分からず、チャイムと同時に自分の席に着いた。
結局ツユちゃんは今日1日来なかった。
僕は心配になって授業後、に病院に行くか迷ったが、明日来なかったら行こう。
そう決めて夜、僕は動画作りに励んだ。
動画は9割終わっていたためあと1日あれば完成するだろう。
僕はキリのいいところまでやりきって、布団で寝た。
布団の素晴らしさを感じた夜だった。
次の日になって学校に向かっていると、クワと道の途中であった。
意外とクワと2人きりになったことないな。
と思いながら、
クワが音楽始めたきっかけがハギたちがギターをくれたことだったこと、3人の出会いが幼稚園のときで…とか今まで少し気になっていたことを聞いた。
クワは自分のことを楽しそうに話す。
話すのが好きなんだろうか。
僕は聞いてないのに、クワがユリちゃんのことを好きなことを知った。
どうやら一目惚れらしい。
…全く気づかなかった。
流星群を見たあの日にユリちゃんがいたのは、星を見ることを口実にユリちゃんと話したかったからだとか。
そういえばあの日、ユリちゃんを連れてきた時、顔が赤かったような…
あれは日焼けじゃなかったんだ…
僕らはずっと喋りながら学校へ向かった。
教室に着くと窓辺にはツユちゃんがいた。
朝の日差し、揺れるカーテンが彼女を包む。
そのまわりにはヒマ、シーちゃんの姿もあった。
僕らは荷物を自分の席に置くとみんなのいるところに集まった。
「「「おはよう!」」」
相変わらず1番元気がいいのはヒマだ。片手を大きく挙げて挨拶をした。
「ツユ今日は来たんだな。昨日はサボったか?」
クワはツユちゃんのほうを見て聞いた。
「たまにはいいでしょっ」
ツユちゃんは髪の毛を触りながら笑って答えた。
僕が不安な顔をしていたからだろうか、僕の方を見て少し微笑んだ。
「あのさっ」「キーンコーンカー…」
僕が喋るのと同時にチャイムが鳴る。
チャイムがなり終わるのを待ってから、僕は机に手を着いて身を乗り出してもう一度、口を開けた。
「12月25日、山小屋に行こう。」
みんなの顔を順番に見ながら言った。
最後に見たヒマは凄く嬉しそうにしていた。
「私もその日がいいって思ってた!」
先陣切って、ツユちゃんが答えた。
その後続くようにみんなも返事をする。
「ほら席に着いてー」
先生が教室に入って来た。
僕らは急いで各自の席に戻った。
やっと動画を見せられる。
授業中僕はどんなふうにみんなに公開しようか、ずっと考えていた。
昨晩、寒い山小屋で寝てしまったせいか盛大なくしゃみを3回程して教室に入る。
「豪快だな。風邪ひいたか?」
鼻を擦りながら自分の机を向かっていた途中、クワに声をかけられる。
「かもしれない…」
僕がそう呟くとクワは自分の席でくしゃみをするヒマの方を指さして、
「ヒマも同じ教室の入り方してたぞ。」
とニヤッと笑った。笑ったクワの目の下にはくまがあった。
「ヒラ…あいつやっぱりわかってなかったな…」
僕は勘違いであることをクワにサプライズがバレないように上手く説明しようとしたが、どうやらクワも聞く耳を持ってない。
クワにはまたニヤッとされながら
「正直になれよー」と言われた。
本当に違うのに…
僕が好きなのは…
僕は窓辺を見た。
ツユちゃんは席にいなかった。
「あれ、ツユちゃんは?」
僕はクワに聞いた。
もうそろそろ授業が始まる時間だというのに姿がない。
「なんか、午前中病院で健康診断?するんだと。どこか悪いんかねぇ?」
クワは頬杖をつきながら答えた。
素朴な様子だった。
あれ…クワは知らない?
僕はもしかしてと思ったが、知ってても知らなくても違和感のない聞き方が分からず、チャイムと同時に自分の席に着いた。
結局ツユちゃんは今日1日来なかった。
僕は心配になって授業後、に病院に行くか迷ったが、明日来なかったら行こう。
そう決めて夜、僕は動画作りに励んだ。
動画は9割終わっていたためあと1日あれば完成するだろう。
僕はキリのいいところまでやりきって、布団で寝た。
布団の素晴らしさを感じた夜だった。
次の日になって学校に向かっていると、クワと道の途中であった。
意外とクワと2人きりになったことないな。
と思いながら、
クワが音楽始めたきっかけがハギたちがギターをくれたことだったこと、3人の出会いが幼稚園のときで…とか今まで少し気になっていたことを聞いた。
クワは自分のことを楽しそうに話す。
話すのが好きなんだろうか。
僕は聞いてないのに、クワがユリちゃんのことを好きなことを知った。
どうやら一目惚れらしい。
…全く気づかなかった。
流星群を見たあの日にユリちゃんがいたのは、星を見ることを口実にユリちゃんと話したかったからだとか。
そういえばあの日、ユリちゃんを連れてきた時、顔が赤かったような…
あれは日焼けじゃなかったんだ…
僕らはずっと喋りながら学校へ向かった。
教室に着くと窓辺にはツユちゃんがいた。
朝の日差し、揺れるカーテンが彼女を包む。
そのまわりにはヒマ、シーちゃんの姿もあった。
僕らは荷物を自分の席に置くとみんなのいるところに集まった。
「「「おはよう!」」」
相変わらず1番元気がいいのはヒマだ。片手を大きく挙げて挨拶をした。
「ツユ今日は来たんだな。昨日はサボったか?」
クワはツユちゃんのほうを見て聞いた。
「たまにはいいでしょっ」
ツユちゃんは髪の毛を触りながら笑って答えた。
僕が不安な顔をしていたからだろうか、僕の方を見て少し微笑んだ。
「あのさっ」「キーンコーンカー…」
僕が喋るのと同時にチャイムが鳴る。
チャイムがなり終わるのを待ってから、僕は机に手を着いて身を乗り出してもう一度、口を開けた。
「12月25日、山小屋に行こう。」
みんなの顔を順番に見ながら言った。
最後に見たヒマは凄く嬉しそうにしていた。
「私もその日がいいって思ってた!」
先陣切って、ツユちゃんが答えた。
その後続くようにみんなも返事をする。
「ほら席に着いてー」
先生が教室に入って来た。
僕らは急いで各自の席に戻った。
やっと動画を見せられる。
授業中僕はどんなふうにみんなに公開しようか、ずっと考えていた。