意地悪な副社長に狂うほど愛される

決別

引っ越し作業が終わって数日間はお休みを貰えた。
休みの間は副社長のことばかり考えて辛かったが仕事が始まると楽だった。
私が働く場所は工場内での仕事だった。
肩書きはまさかの副支店長。
しかし退職したことになっているので社員名簿には私はいないものとなっている。
出世したのは社長の有無を言わせない対応だろう。
副支店長といっても、そこまで仕事はなく、工場内で働く多くの人のシフト管理が主な仕事だった。
それでも急な休みが出たときは、工場内の仕事するので忙しかった。
忙しいことは嬉しいことだった。
集中しないといけない検品作業は特に嬉しかった。

仕事を始めて3日目のことだった。
副社長から着信があった。
無視した。
何度もかかってきた。
それでも無視した。
休みの日にスマホを変えた。
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