魔族@純愛#格差&恋愛物語
神殿への突撃訪問
<神殿突撃>
素材の絹をあきらめない・・・魔族として、イリスの思考回路は、案外単純だった。
直談判し、強行突破する。
相手がジジイなら、押しまくれば折れるだろう。
イリスは鼻息荒く、フェアリー領の神殿の場所を目指した。
その神殿は人里離れた山里、大きな岩山とうっそうとした森の中にあった。
馬一頭がぎりぎりの小道を進む、荷馬車の後ろに座って、イリスは陽ざしをさえぎる木々を見まわした。
奥に進めば進むほど、空気が冷たく清浄になり、神域っぽい感じがする。
突然、道が開けると、両脇に畑が広がり、道の突き当りに二つの巨大岩が鎮座していた。
その岩の間は、体を斜めにして、ようやく抜けられるほどの隙間しか空いていない。
「ネェちゃん、ここがそうだよ。
この岩の間を抜ければ神殿さね」
荷馬車を操る、ドワーフの老人が声をかけた。
イリスはピョンと跳ねるように、荷馬車を下り、大きなスーツケースを引きずり下ろした。
「オジサン、ありがとね!!」
投げキッスをして、老人に感謝を伝えたが、うまく伝わったかわからない。
ドワーフの老人は耳が遠いのか、無視をして、ガタガタと先に進んで行ったからだ。
「さてと・・」
細い岩の間を抜けると、イリスは腰に手をあて、両足を広げて踏ん張って見上げた。
目の前の石造りの神殿・・デカイ・・
外観は、つる草と花々の美しい彫刻で飾られている。
素材の絹をあきらめない・・・魔族として、イリスの思考回路は、案外単純だった。
直談判し、強行突破する。
相手がジジイなら、押しまくれば折れるだろう。
イリスは鼻息荒く、フェアリー領の神殿の場所を目指した。
その神殿は人里離れた山里、大きな岩山とうっそうとした森の中にあった。
馬一頭がぎりぎりの小道を進む、荷馬車の後ろに座って、イリスは陽ざしをさえぎる木々を見まわした。
奥に進めば進むほど、空気が冷たく清浄になり、神域っぽい感じがする。
突然、道が開けると、両脇に畑が広がり、道の突き当りに二つの巨大岩が鎮座していた。
その岩の間は、体を斜めにして、ようやく抜けられるほどの隙間しか空いていない。
「ネェちゃん、ここがそうだよ。
この岩の間を抜ければ神殿さね」
荷馬車を操る、ドワーフの老人が声をかけた。
イリスはピョンと跳ねるように、荷馬車を下り、大きなスーツケースを引きずり下ろした。
「オジサン、ありがとね!!」
投げキッスをして、老人に感謝を伝えたが、うまく伝わったかわからない。
ドワーフの老人は耳が遠いのか、無視をして、ガタガタと先に進んで行ったからだ。
「さてと・・」
細い岩の間を抜けると、イリスは腰に手をあて、両足を広げて踏ん張って見上げた。
目の前の石造りの神殿・・デカイ・・
外観は、つる草と花々の美しい彫刻で飾られている。