魔族@純愛#格差&恋愛物語
「絶対に内緒ですよ。お相手は、フェアリー領の王族、シオン・シスル神官様ですから」

「ぐぇぇーー、直径王族かぁ!」

アラゴンは驚きの声を上げ、その声は領主の館に響き渡った。

「すんげーやつ、釣り上げたんだな。驚いた!」

アクアは唇に指をあてて、アラゴンの肩を拳で叩いた。

「ダメです!!お願いだから、大きな声を出さないで!!
どうもイリスが、神官様を押し倒したらしいです」

「うん、あいつなら・・・やるよな。でも、大丈夫なのかぁ?」

アラゴンは変な所で感心している。

「イリスは専属契約って言っているけれど、王族となると<婚姻>になるのでしょうね」

アラゴンは「へーっ」と感心したように

「魔族の<専属契約>と、フェアリーの<つがい>と、王族の<婚姻>と中身は同じだよな」

アクアはうなずいた。

「一緒に暮らすと言う点では、同じですけどね。
シオン様は王族を離脱して還俗するそうですよ」

「へーーーん、なるほど。イリスのためにそこまでやるのか。
しかも格差・年の差婚じゃないか?」

アラゴンはほうと息を吐いて、窓下に広がる庭を見た。

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