魔族@純愛#格差&恋愛物語
「ふふ、でも、鳴き声は大きいので・・・そこは似たのかも」

アクアは幸せそうに、娘をゆすり上げた。

赤ん坊は、可愛らしいピンクの子猫の着ぐるみを着ている。アクアが自分で縫ったものだ。

「前さ、ベビーとか子供服、やりたいって言っていたよね?」

「ええ、子どもの可愛らしいお洋服、どの種族のママたちにも絶対受けるでしょう」

イリスは同意のうなずきをしながら、

「私は魔族の金持ち熟女を、ターゲットにしようと思っているんだけどさ」

そう言って、赤ん坊の小さな手をそっと握った。

「どの種族でもオンナってさ、いつでも綺麗なものを身につけたいと思うじゃん?

レースやリボンやキラキラは、年齢関係なく気持ちを上げるから。

年とっても、その気持ちを大切にしたいよね」


イリスの言葉に、アクアはうなずいた。

「んで、考えていたんだけど、年齢が高くなればなるほど、肌触り、つまり素材が重要だと思うんだ。

肌に優しくて、高級感があるものがね。

ねっ、あなたもそう思うでしょう?キアラちゃん」

赤ん坊は呼びかけられて、アー、アーと声で答えた。
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