天才外科医からの求愛〜傷跡ごと甘く癒されて〜
 透空さんとオシャレなイタリアンレストランで食事を済ませ、彼の家に帰宅をした。
 今日は正式な二回目のお泊りだ。
 上着をかけたり荷物を整理し、お茶を入れ、二人でソファに座る。

「雫羽。明日はどこ行きたい?約束してた遊園地にでも行く?それか、雫羽の好きなカフェとか行く?」

 透空さんはとなりでスマホを見ながら検索をしていた。
 私の行きたいって言っていたところ、覚えてくれている。
 さすがは透空さん。
 でも、せっかく提案してくれているのに、私は全く違う過ごし方をしたかった。

「この間は急患入って、リスケになったから。雫羽の行きたいところに行こう?」

 黙っている私に気を遣って「この間はごめん」と言ってくれた。

「いえ。あの。私……」

「……。うん。教えて?」

 透空さんは私の言葉を待ってくれてる。

「私、お家がいいです」

「家?どこか体調悪いのか?」

 予想通りに透空さんは心配してくれた。
 私の顔をずっと見ている。
 目が合わせられなくて、逸らしちゃった。
 
 ふぅっと透空さんには知られないように息を吸い
「私、こうやって透空さんにくっついてたいんです。誰の目も気にせず、ゆっくり過ごせるの久しぶりだからっ」
 ソファの上にあった彼の手に触れてしまった。

 恐る恐る彼の手の甲をギュッと握る。

「透空さんのこと、独り占めにしたい」

 ああ、言ってしまった。
 顔から火が出そうなくらい恥ずかしい。

「雫羽」

 名前を呼ばれたあと、彼にふわっと抱きしめられた。

「すげー、嬉しい……」

 彼は私の耳たぶをかぷっと噛んだ。

「ひゃあっ」

 びくっと身体が反応する。

「今すぐ抱きたい。だけど嫌がるだろうから。シャワー浴びておいで」

 低い声で囁かれる。
 お互いにシャワーを浴びたあと、ベッドへ連れて行かれた。

「きて」

 透空さんに言われ、近くに寄ると、チュッと唇にキスをされ、押し倒された。リップ音が響いて、唇の熱が気持ち良い。

「んっ……」

 舌が絡まり、吐息が漏れる。

「脱ごうか」

 透空さんは私の上衣を脱がし
「あっ、くすぐったい……」
 首筋にキスをした。

 息が肌にあたって、ゾクゾクする。
 彼の唇は鎖骨から胸へ移動して、ピンク色の胸の先端をチュッと吸った。

「あぁっ」

 優しく吸われたと思ったら
「んぁっ」
 カリっと甘噛みをされる。

 彼の手は私の下衣を脱がしていて、気づいた時には
「あっ、透空さんっ」
 下腹部に指先が伸びていた。指先で撫でるように下腹部の突起を擦られる。

「雫羽。もうここ、ぐしょぐしょじゃん」

 クイクイされるとまた濡れちゃう。

「言わないでっ」

 透空さんの言葉にムッと口を曲げると
「ははっ。可愛い」
 彼は遊んでいるように笑い
「あぁっ!」
 指を私のナカに入れた。

「力抜いて。これだけ濡れてれば大丈夫だと思うけど」

 透空さんの指が動くたびに
「あっ、あぁ」
 声が出ちゃう。

 私の反応を見て
「ここ。気持ち良い?」
 指の角度を変えながら、私が一番ビクッとした部分を責められる。

「んっ。あっ。ダメっ。そこっ」

 身体がヘン。彼に触れられたところすべてが性感帯みたいになってる。

「ダメ、ダメッ」

 これじゃぁ、もうイっちゃう。
 透空さんの力加減が上手すぎる。

「いいよ。今日も明日もずっと一緒だから。たくさんイかせてあげる」

 透空さんは楽しそうにフッと笑ったあと、私の頬にキスをした。
 私の身体から発せられる水温が部屋に響く。

「ああっ!」

 私は彼に抱きつき、絶頂してしまった。
< 71 / 73 >

この作品をシェア

pagetop