死なないで
私たちは大学を卒業し社会人になった。
私が過去に戻ってから2年が経った。
毎日海汰くんを探しに色々な海へ向かったが未だに見つかっていない。
大学を卒業すると同時に私たちは一緒に住み始めた。
今は私の家を引き払い要の家で暮らしている。
「紗夜。出かけようよ。」
珍しく要がそう言った。
私はシフト制の仕事につき、要は土日休みの仕事に就いたので今日は久しぶりに休みが被っている日だった。
「どこ行くの?」
寝転がり、スマホをいじっていた手を止めて要の方を見た。
「内緒。準備して」
ショッピングモールに行って、服を見て、ご飯を食べて、映画を見て、何の変哲もないデートをした。
要は本当にこんなことをしようと思って私を誘ったのだろうか。
別に楽しくなかった訳では無いが、もっと普段は行かないような所へ連れて行ってくれるのかと思った。
帰りの電車で、要はいつもと違う電車に乗った。
私も要に続いてその電車に乗った。
「家と反対方向だね。どこに向かってるの?」
要は何も言わない。
ただ外を見つめていた。
私も同じように外を見つめた。
段々と、知らない景色に変わっていった。
それから1時間ほど電車に揺られた。
その間、要は何も喋らなかった。
なんとなく私も何も喋らないようにした。
電車が終電で止まり、電車を降りた。
私が過去に戻ってから2年が経った。
毎日海汰くんを探しに色々な海へ向かったが未だに見つかっていない。
大学を卒業すると同時に私たちは一緒に住み始めた。
今は私の家を引き払い要の家で暮らしている。
「紗夜。出かけようよ。」
珍しく要がそう言った。
私はシフト制の仕事につき、要は土日休みの仕事に就いたので今日は久しぶりに休みが被っている日だった。
「どこ行くの?」
寝転がり、スマホをいじっていた手を止めて要の方を見た。
「内緒。準備して」
ショッピングモールに行って、服を見て、ご飯を食べて、映画を見て、何の変哲もないデートをした。
要は本当にこんなことをしようと思って私を誘ったのだろうか。
別に楽しくなかった訳では無いが、もっと普段は行かないような所へ連れて行ってくれるのかと思った。
帰りの電車で、要はいつもと違う電車に乗った。
私も要に続いてその電車に乗った。
「家と反対方向だね。どこに向かってるの?」
要は何も言わない。
ただ外を見つめていた。
私も同じように外を見つめた。
段々と、知らない景色に変わっていった。
それから1時間ほど電車に揺られた。
その間、要は何も喋らなかった。
なんとなく私も何も喋らないようにした。
電車が終電で止まり、電車を降りた。