精神障がい、性的違和の知暖が学んだ「真実の愛」と「人生の正解」を目指す道
当時のことを母から聞いた際、自分がいかに内面が最悪であることが身に染みてわかった。「自分より重度の障がい者を差別するような言動をとっていたのか」と実感した。母に、そのときと今の自分は違うかどうかうまく訊けず、自分は当時の内面が悪いが故に起こした言動は、人間として、ひとりの障がい当事者として、最低最悪だと思った。自分も重度の発達障がいなのに、他の障がい者が好きではなく、いじめていた事実に、自分がやった陰湿なことが信じられなかった。彼らは自分とは違い、劣っている人だと感じ、その傲慢さが、自分より重度の人への攻撃に変わってしまったのだと思う。瑛亮くんに拒絶された空虚さを埋めるために、誰かを支配したり傷つけたりすることでしか、自分の存在を確認できなかった。最低な方法でしか、自分の形を保てなかったのだ。

母に、高校1年生の自分とアラサーの今の自分が変わったかどうかうまく訊けなかったけど、当時の自分がした言動が「信じられない!」と、今は強く胸が締めつけられるなら、自分は意識が変わったのかもしれない。今の自分は、自分より弱い立場の人に気を遣い、同じ悩みを持つ障がい者の人たちが生きやすい社会になるように情報発信している。母から聞いた当時の自分の姿は、今の自分にとって消し去りたい汚点であり、不名誉な呪いのようだ。でも、その醜さを認めない限り、今の自分は本当の意味で前には進めない。
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