精神障がい、性的違和の知暖が学んだ「真実の愛」と「人生の正解」を目指す道
祖母は動物好きで、いろんなペットを飼っていた。ポメラニアンやハムスター、オカメインコ、キンギョ、カメなど。当時友達のいなかった自分は、家族かペット、母の実家の家業に来る、お客さんの子どもたちくらいしか遊ぶ相手がいなかった。

当時の自分は、ペットにも執着し、しつこく構ったり、追いかけたり、触ったり、いじったり、ケージを叩いたりし、動物に対して積極奇異の特性を強く出していた。自分がしつこいとわかってもらうため、上のきょうだいの裕喜(ゆうき)が、ペットに触った分と同じように、僕を触ってきた。

でも当時はそんなに「しつこい」という概念はなかった。母に縋りついたときに言われた言葉も、子どもには普通言わないような言葉で返した。積極奇異の自覚は当然皆無だった。祖母も僕が他の人と違うことに気づいていたらしい。
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