忘れないまま恋をした
パソコンの画面を見つめる。

先輩の声。

電話の音。

慣れないことに頭の中がいっぱいになる。

「柚、大丈夫?」

同僚が心配そうに言う。

「うん」

笑う。

でも正直、少ししんどい。

昼休み。

スマホを見る。

直哉からメッセージ。

「生きてる?」

思わず笑った。

「ギリギリ」

返信すると

「それなら大丈夫」

その一言で、

午後もなんとか乗り切れた。
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