忘れないまま恋をした

それから数ヶ月後。

颯斗はその大学に合格した。

「受かった」

短いメッセージが届いた夜。

思わず電話をかけた。

「ほんとに受かったの?」

「ほんとに」

電話越しでも分かるくらい、颯斗は笑っていた。

「だから言っただろ」

「柚も来いよ」

その言葉を聞いて、

胸がぎゅっと熱くなった。

未来の約束。

当たり前みたいに交わされた約束。
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