忘れないまま恋をした
医師に呼ばれた両親の顔。

それだけでわかった。

時間がない。

義母が私の手を握る。

「たくさん声をかけてあげて」

やめて。

まだ終わらせないで。

私は心の中で叫び続けた。
< 48 / 226 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop