2分の1の世界
○紫織の部屋(朝)
電話中の紫織。

紫織「早く学校行けば」

理久の声「学校近いんで大丈夫です。受験勉強どうですか?」

紫織「まぁまぁって感じ」

カチコチのスーパーカップを一生懸命スプーンでつつく。

理久の声「まぁってこの前のテスト結構良かったじゃないですか」

紫織「(から返事)いや、まぁ」

全然スプーンが刺さらない。テコの原理で無理やりほじくる。勢いあまってアイスが床に飛んでいく。

紫織「あ、アイス」

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