あの日を越えて、二度目の初恋を~最愛の彼との再会愛~
「待っていてくれたの? ありがとう。寒くなかった?」
「ロビーだから寒くないよ。それに、今来たところだ」
瀬良さんは待ち合わせのとき、必ず先に来て待つタイプだと、付き合ってから知った。
それでも、いつも「待っていない」と言ってくれる優しい人なのだ。
「行こうか」
コクリとうなずくと、彼が私の左手を取り、指を絡めてつないだ。
そしてそのまま、彼が身に着けている洒落たチェスターコートのポケットへそっとしまった。
「瀬良さんの手はあったかいね」
私のつぶやきを聞いた彼が、やわらかい笑みをたたえる。
〝ポケットの中で恋人つなぎ〟という冬ならではの甘いシチュエーションに、手だけでなく心までホクホクと温かくなった。
「どこへ行くの?」
「絶品だって評判になってる鉄板焼きの店があるんだよ。予約しておいた」
「え、そんな高級レストランじゃなくても大丈夫だよ?」
「俺が食べに行きたかったんだから気にしなくていい」
瀬良さんの家で一緒に食事をすることもあるけれど、外で食べるときにはいつも洒落たレストランに連れていってくれる。きっと、忙しい日々の中でリサーチしているのだと思う。
「ロビーだから寒くないよ。それに、今来たところだ」
瀬良さんは待ち合わせのとき、必ず先に来て待つタイプだと、付き合ってから知った。
それでも、いつも「待っていない」と言ってくれる優しい人なのだ。
「行こうか」
コクリとうなずくと、彼が私の左手を取り、指を絡めてつないだ。
そしてそのまま、彼が身に着けている洒落たチェスターコートのポケットへそっとしまった。
「瀬良さんの手はあったかいね」
私のつぶやきを聞いた彼が、やわらかい笑みをたたえる。
〝ポケットの中で恋人つなぎ〟という冬ならではの甘いシチュエーションに、手だけでなく心までホクホクと温かくなった。
「どこへ行くの?」
「絶品だって評判になってる鉄板焼きの店があるんだよ。予約しておいた」
「え、そんな高級レストランじゃなくても大丈夫だよ?」
「俺が食べに行きたかったんだから気にしなくていい」
瀬良さんの家で一緒に食事をすることもあるけれど、外で食べるときにはいつも洒落たレストランに連れていってくれる。きっと、忙しい日々の中でリサーチしているのだと思う。