世界一嫌いな男に妻として買われたら、容赦ない溺愛で堕とされました
 二十二時に眠ることのなにが引っ掛かったのか気になりつつ、軽くうなずく。

「いつもこの時間に寝ていますが、なにかありましたか……?」

 驚いたことに、蓮司さんが軽く目を見張った。

「今時、中学生でももう少し夜更かしするだろう」

「そういうものでしょうか。私が中学生の頃は二十一時に寝るよう言われていました。今は成人もしましたし、門限が二十一時になったので就寝時間も変わりましたが」

「……は?」

 今、あまり彼らしくない返事をされた気がした。

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