世界一嫌いな男に妻として買われたら、容赦ない溺愛で堕とされました
「聞こうかずっと悩んでいたんですが、夫婦らしいことは……これからもしないつもりですか?」

 初夜を迎えそうになったあの日以来、蓮司さんは私になにも求めてこない。お互いにいい思い出ではなかったと理解しているから、特に話題にもしなかった。

 外国語の新聞に目を通していた蓮司さんが、軽く顔を上げて私を見る。

「したいのか?」

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