世界一嫌いな男に妻として買われたら、容赦ない溺愛で堕とされました
 よほど前のめりになってしまったのか、会社の名前を聞いた蓮司さんは一瞬なにか言いたげな素振りをしていた。

 ほかにおすすめの会社があるのならそこでもかまわないと告げたら、私がすぐに名前を出すほど希望する会社ならとレーヴに頼むことになったのだった。



 駅が近い立地のいいビルは、一棟すべて『レーヴ』のものだった。

 訪れた私たちは七階にある個室に案内され、洗練された女性スタッフに結婚式をするにあたっての注意事項を聞く。

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