世界一嫌いな男に妻として買われたら、容赦ない溺愛で堕とされました
「それが、うちの手違いでドレスがキャンセルになっていたの。本当にごめんなさい。だから今、すぐに用意できるドレスを提案しているんだけど、どうしても嫌だと言われてしまって……。こちらが悪いのはわかっているのよ。だけど、ある程度諦めてもらわないと、そもそも今日の式さえできないのに」

 まるで私が悪いかのように言われて、ぎゅっと手を握りしめる。

 違うと言っても、彼女がドレスをキャンセルした証拠がないし、私が新しいドレスについて意見し続けているのは間違いではない。

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