世界一嫌いな男に妻として買われたら、容赦ない溺愛で堕とされました
 パーソナルスペースが広そうな人だなと少し思った。私との距離も若干遠いし、自分の周辺にものがあるのを嫌うのかもしれない。

 ソファもたっぷりと余裕のあるサイズで、見上げるほど背の高い彼が横になっても問題なく眠れそうだ。

 無造作にかけられたブランケットが一枚あるあたり、ベッドではなくここで休むこともあるんじゃないかと思った。

「キッチンは滅多に使わない。外食がほとんどだからな」

 そう言われてキッチンのほうを見ると、こちらも広く整えられている。

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