絡まる残り香―滴る甘い蜜―
【第三話】:甘露の毒 5
フロアのあちこちでは、我慢できなくなったペアがその場で絡み合っていた。
「なんだか、今日は拍子抜け。もっとマシな男はいないの?」
ひとみはケンちゃんに愚痴をこぼした。
「ほんと、今日はだらしない酔っ払いばっかり。ひとみちゃんみたいな極上を抱く資格なんて、ここにはいないんじゃない?」
ケンちゃんが相槌を打つ。
その時、美奈代の絶叫が奥から聞こえてきた。
それは悲鳴ではなく、歓喜と絶頂が混ざり合ったような、生々しい叫びだった。
「……元気ねぇ。お盛んだこと」
ひとみとケンちゃんは顔を見合わせ、クスクスと笑った。
「もう帰ろうかな……」
ひとみが腰を浮かせようとした、その時だった。
入り口のドアが勢いよく開き、一人の大男が入ってきた。
受付を済ますと、更衣室に入り、シャワーを浴びガウンに着替えて、フロアに姿を現す。
身長は優に190センチはあるだろう。
ラグビー選手のような厚い胸板と、丸太のような太もも。
「……ちょっと、私のタイプ。緊張しちゃうわ」
ケンちゃんが小声で興奮気味に呟く。
じゃんけん大会は終わっていた。
周囲を見渡す。
大男は迷いのない足取りでカウンターへ向かってくる。
歩くたびにガウンの裾が大きくはだけ、太い丸太のような毛深い筋肉質の腿の付け根まで露わになっていた。
彼は当然のようにひとみの隣に座り、地を這うような低い声で言った。
「ビール」
ひとみがその横顔を盗み見ようとした瞬間。
男の大きな手が、躊躇なくひとみの腿を割り、ガウンの裾から秘部へと潜り込んできた。
「えっ……!」
「なんだか、今日は拍子抜け。もっとマシな男はいないの?」
ひとみはケンちゃんに愚痴をこぼした。
「ほんと、今日はだらしない酔っ払いばっかり。ひとみちゃんみたいな極上を抱く資格なんて、ここにはいないんじゃない?」
ケンちゃんが相槌を打つ。
その時、美奈代の絶叫が奥から聞こえてきた。
それは悲鳴ではなく、歓喜と絶頂が混ざり合ったような、生々しい叫びだった。
「……元気ねぇ。お盛んだこと」
ひとみとケンちゃんは顔を見合わせ、クスクスと笑った。
「もう帰ろうかな……」
ひとみが腰を浮かせようとした、その時だった。
入り口のドアが勢いよく開き、一人の大男が入ってきた。
受付を済ますと、更衣室に入り、シャワーを浴びガウンに着替えて、フロアに姿を現す。
身長は優に190センチはあるだろう。
ラグビー選手のような厚い胸板と、丸太のような太もも。
「……ちょっと、私のタイプ。緊張しちゃうわ」
ケンちゃんが小声で興奮気味に呟く。
じゃんけん大会は終わっていた。
周囲を見渡す。
大男は迷いのない足取りでカウンターへ向かってくる。
歩くたびにガウンの裾が大きくはだけ、太い丸太のような毛深い筋肉質の腿の付け根まで露わになっていた。
彼は当然のようにひとみの隣に座り、地を這うような低い声で言った。
「ビール」
ひとみがその横顔を盗み見ようとした瞬間。
男の大きな手が、躊躇なくひとみの腿を割り、ガウンの裾から秘部へと潜り込んできた。
「えっ……!」