絡まる残り香―滴る甘い蜜―

【第四話】:雌の奉仕、堕落の快楽 5

大男は一旦抜き、ひとみに覆いかぶさって耳朶に喰いつく。

大男はひとみの顔を、自身に向け、唇を舌先でなぞるように舐める。

ひとみも舌先を出す。

お互いの舌先が絡みあう。

大男はひとみの髪を鷲掴みにする。

「奥さん……痛かったな、ごめんよ」

息が上がり、胸で呼吸を繰り返すひとみ。

「……いいのよ。少しづつ……来て」

言い終えると、大男の頭を引き寄せ唇を求める。

(……けど、いいのよ。とっ……ても、気持ち良かったの。焦らないで、……来て)

そんな時。

「……お兄さん、これ使いなよ」

潤滑ゼリーを大男に手渡す。

チュ一ブから彼の中指に、タップリ潤滑ゼリーを
出すと、まず、ひとみの膣口に下から上へ塗り、膣内へ指を入れ掻き混ぜる。

「……はっ、はぁぁあああ」

ひとみは人差し指を咥え、涎を垂らし、腰を浮かせて身をよじる。

更に自分にも、タップリ「雄」に塗りたくり、しごいて馴染ませから、膣口に充てがう。

再び、両脚を抱え大男が腰を沈める。

ひとみは彼の腰に手をやり、自らは腰を浮かして
波長を合わせた。

大男の汗がひとみの顔に落ちる。

ゆっくり、ゆっくり腰を沈め、ひとみの膣口を徐々に広げてゆく。

(大きい、入るかな?壊れないかな?……けど、痛いな……大っき過ぎる)

大男の「雄」が隠れるに従って、ひとみの顔が激しく歪む。

「うぅぅ…、うぅぅ…」

胸をせり出し首筋を大きく仰け反り、手が力の限りシ一ツを握る。

大男の「雄」が根本まで、すっぽり隠れた。

「……すっげぇ。全部入ったぜ」

見物から声が上がる。

大男はひとみの項を抱え込み、ゆっくり、大きく体躯を迫り上がる。

大男の動きに反応してひとみを吐息を洩らす。

「はぁ、はぁ、はぁ、……うっ、はぁ……」

ひとみは大男の腰に脚を絡ませ、背に、頭に手を廻し、吸い寄せるように抱きつく。

雄の体躯が躍動的に動き、雌を完全に支配して抱きしめ、己の痕跡を雌の身体に焼き付ける。

雌は雄に支配され、甘露に満ちた官能の園に横たわる己を脳裏に描く。
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