絡まる残り香―滴る甘い蜜―

【第二話】:純白の生贄、媚薬のティータイム 5

「ふふ……いいわぁ。まだ……ハリがあるわねっ……。これなら、今日のオークションでも高値がつくわ」

雅代は満足げに口角を上げ、蹂躙するようにその弾力を楽しんだ。

同じ女性から受ける、あまりにも直接的で支配的な愛撫。

(なによ!偉そうに……貴女も私達の同類でしょ)

ひとみは屈辱に顔を歪めながらも、雅代の放つ圧倒的なオーラに、ただなすがままにされるしかなかった。

「こちらの具合はどうかしら……。たけさんの「モノ」を咥えこんだ場所は、まだその熱を覚えているのかしら? ウッフフフ……」

雅代の指が、ひとみのベビードールの裾を割り、露わになった股間へと滑り落ちる。

「やめて……お願い……っ」

「お願い? それは私に『もっと激しくして』という意味かしら? それとも、自分の体がこんなにも濡れているのを隠したいだけ?」

雅代の指が、ひとみの秘部を直接、無理やり割り開いた。

列車の中での余韻が残る粘膜は、雅代の冷たい指を迎え入れ、恐怖とは裏腹に、ドロリとした愛液を溢れさせていく。

「ほら、口では怯えていても、体はこんなに素直、歓迎しているじゃない。……あなたは、ただの被害者じゃ無いわ。心の底から、汚されることを望んでいるのよ」

雅代はひとみの耳元で熱い吐息を吹きかけ、獲物を見定めたハンターのような笑みを浮かべた。

雅代の言葉は、ひとみの残された自尊心を切り刻むナイフとなって突き刺さった。

(貴女に言われる筋合いは無い事でしょう。……自分だって、私達と同じべビ一ド一ル着てるくせに)

彼女の目的は、ひとみをただの「雌」として完全に屈服させ、その精神を崩壊させることにあるようだった。

彼女を使って、ひとみの精神を究極まで追い込ませたのは、このパ一ティ一の主催者、白髪のボスである。

「皆様、こちらをどうぞ。緊張を解きほぐすための、特別なアールグレイです」
< 84 / 115 >

この作品をシェア

pagetop