明坂高校生徒会はこんなもんやで!
第61話 卒業......か
(送辞か……)
後期生徒会は在校生代表として、卒業式に出席していた。
去年、真辺先輩がしてるのは見てたけど、
……結構勇気いるやろこれ。
やっぱ、すげぇよあの先輩は……
(松原)「(頑張って)」
(宮浦)「(……うん、ありがとう)」
気遣ってくれてるのか…………
ありがたい、ありがたいんだけどさ…………
そんな上目遣いで言わないでくれ……逆に緊張する。
生徒会企画の時もそうやったけど、なんでそんな可愛い顔で言うねん……
前世で何かしたっけ……?
(校長)「皆さん、ご卒業おめでとうございます――」
……うん?校長先生……手プルプル震えてね?
うん、やっぱり震えてる。
あー、なんか血の気が引くように緊張が消えていく、、、、、
……自分より緊張してる人がいると、緊張が無くなるって本当やったんや
(教頭)「――在校生代表、宮浦颯真」
(宮浦)「はい」
(真辺)「(……あっ)」
(藤島)「(どうしたん?)」
(真辺)「(ううん、なんもない)」
颯真だ……成長したなぁ。
1年の時は出席するだけで緊張してたのに……
つむぎちゃんとも仲良くやってるのかな。
……颯真が成長したんだから、私も成長しないとね。
――先輩らしく
その後無事に卒業式を終えた後期生徒会は、生徒会室で来年の業務について説明を受けていた。
(田中先生)「来年なんやけど、前に言ってた通りやと思っといて。まぁ、来年俺が居るか分からんけどな(笑)」
(田辺)「笑えないですって……」
――ガラガラ
(真辺)「久しぶり〜」
(宮浦)「真辺先輩……」
(松原)「お久しぶりです」
(田中先生)「おう、どしたん?」
(真辺)「最後の挨拶ぐらいはしといた方が良いかなって。いるのは分かってたし」
(田中先生)「ずっと生徒会やってたもんな」
(真辺)「そうそう。皆、ありがとう。生徒会の時もそうやったし、生徒会企画とかで、最高の思い出が出来た。皆のおかげで……楽しかったし……この学校に居て良かったって……思った……」
「「「「真辺先輩……」」」」
(田中先生)「うう、いい話や(泣)」
「「「「「田中先生!?」」」」」
(宮浦)「……なんで、真辺先輩より泣いてるんですか?」
(田中先生)「いや……だって、こんなん泣くに決まってるやん(泣)」
(松原)「……もしかして涙脆かったりします?」
(田中先生)「実は……(泣)」
「「「「「あー……」」」」」
(真辺)「とにかく、皆ありがとう。田中先生もありがとうございました」
(高橋)「(真辺先輩、そんなこと言ったら……)」
(田中先生)「ううううう(泣)」
(高橋)「(ほら……)」
(真辺)「……じゃあ、友達に呼ばれてるからこれで」
「「「「「ありがとうございました!!」」」」」
その後号泣している田中先生をなだめた後期生徒会は、それぞれ帰宅しようとしていた。
(あっ……真辺先輩からメッセージ来てる)
「裏門来て」
(裏門?なんでや……?)
(宮浦)「お待たせしました」
(真辺)「ううん、待ってないよ」
(宮浦)「その……どうしました?」
(真辺)「颯真、今までありがとうね」
(宮浦)「いえ……こちらこそ、お世話になりました」
(真辺)「私ね、颯真より真面目で、優しい人居ないと思うの」
(宮浦)「……え?」
(真辺)「だから、自分で誇ってほしい。きっと、つむぎちゃんも同じこと思ってる」
(宮浦)「え……?もしかして……」
(真辺)「うん、颯真がつむぎちゃんのこと好きなの知ってる。だから、あの時に私の想いを伝えたの」
(宮浦)「……どこまで本心だったんですか?」
(真辺)「んー?全部。最初から最後まで」
(宮浦)「そう……だったんですか……」
(真辺)「私ね、努力してる颯真が大好きだった。真面目で、それでも謙虚で……そんな颯真を守りたいって思ってた。なんなら今でも思ってる。だいぶ前に、会長を降りた理由聞いてくれたでしょ?本当は、会長にもなりたかった……けど、颯真の頑張ってる姿を見て争えないなって思ったの。それで、会長の颯真を側で支えたいと思った。だから、書記にしたの。
……けどね、守るだけじゃダメだなって思った。
つむぎちゃんのことが好きって分かったとき、最初は自暴自棄になってた。
けど、保健室で休んで改めて考えたら、「私が引いたらいいだけ……」って思った。
それが、私から颯真に与えられる唯一の成長剤だったから。
だから、その想いは無駄にしないで欲しい。
私の分まで、つむぎちゃんと幸せになって」
(宮浦)「先輩…………」
(真辺)「ごめんね?こんなとこまで呼び出しといて……」
(宮浦)「いえ……先輩のおかげで救われたことも多かったです。去年の卒業式の時も、一番緊張してたのは先輩だったはずなのに、自分の緊張をほぐしてくださって……今日の卒業式の時も、そのことを思い出して少し楽になりました……先輩は、自分の中で一番の先輩です」
(真辺)「っ……颯真、、、、、」
(宮浦)「その……あの日から、先輩の気持ちがよく分かってなかったんですけど、ようやく分かりました。お世話になった分、先輩の想いにしっかり応えます!!」
(真辺)「うん……ありがとう(泣)」
後期生徒会は在校生代表として、卒業式に出席していた。
去年、真辺先輩がしてるのは見てたけど、
……結構勇気いるやろこれ。
やっぱ、すげぇよあの先輩は……
(松原)「(頑張って)」
(宮浦)「(……うん、ありがとう)」
気遣ってくれてるのか…………
ありがたい、ありがたいんだけどさ…………
そんな上目遣いで言わないでくれ……逆に緊張する。
生徒会企画の時もそうやったけど、なんでそんな可愛い顔で言うねん……
前世で何かしたっけ……?
(校長)「皆さん、ご卒業おめでとうございます――」
……うん?校長先生……手プルプル震えてね?
うん、やっぱり震えてる。
あー、なんか血の気が引くように緊張が消えていく、、、、、
……自分より緊張してる人がいると、緊張が無くなるって本当やったんや
(教頭)「――在校生代表、宮浦颯真」
(宮浦)「はい」
(真辺)「(……あっ)」
(藤島)「(どうしたん?)」
(真辺)「(ううん、なんもない)」
颯真だ……成長したなぁ。
1年の時は出席するだけで緊張してたのに……
つむぎちゃんとも仲良くやってるのかな。
……颯真が成長したんだから、私も成長しないとね。
――先輩らしく
その後無事に卒業式を終えた後期生徒会は、生徒会室で来年の業務について説明を受けていた。
(田中先生)「来年なんやけど、前に言ってた通りやと思っといて。まぁ、来年俺が居るか分からんけどな(笑)」
(田辺)「笑えないですって……」
――ガラガラ
(真辺)「久しぶり〜」
(宮浦)「真辺先輩……」
(松原)「お久しぶりです」
(田中先生)「おう、どしたん?」
(真辺)「最後の挨拶ぐらいはしといた方が良いかなって。いるのは分かってたし」
(田中先生)「ずっと生徒会やってたもんな」
(真辺)「そうそう。皆、ありがとう。生徒会の時もそうやったし、生徒会企画とかで、最高の思い出が出来た。皆のおかげで……楽しかったし……この学校に居て良かったって……思った……」
「「「「真辺先輩……」」」」
(田中先生)「うう、いい話や(泣)」
「「「「「田中先生!?」」」」」
(宮浦)「……なんで、真辺先輩より泣いてるんですか?」
(田中先生)「いや……だって、こんなん泣くに決まってるやん(泣)」
(松原)「……もしかして涙脆かったりします?」
(田中先生)「実は……(泣)」
「「「「「あー……」」」」」
(真辺)「とにかく、皆ありがとう。田中先生もありがとうございました」
(高橋)「(真辺先輩、そんなこと言ったら……)」
(田中先生)「ううううう(泣)」
(高橋)「(ほら……)」
(真辺)「……じゃあ、友達に呼ばれてるからこれで」
「「「「「ありがとうございました!!」」」」」
その後号泣している田中先生をなだめた後期生徒会は、それぞれ帰宅しようとしていた。
(あっ……真辺先輩からメッセージ来てる)
「裏門来て」
(裏門?なんでや……?)
(宮浦)「お待たせしました」
(真辺)「ううん、待ってないよ」
(宮浦)「その……どうしました?」
(真辺)「颯真、今までありがとうね」
(宮浦)「いえ……こちらこそ、お世話になりました」
(真辺)「私ね、颯真より真面目で、優しい人居ないと思うの」
(宮浦)「……え?」
(真辺)「だから、自分で誇ってほしい。きっと、つむぎちゃんも同じこと思ってる」
(宮浦)「え……?もしかして……」
(真辺)「うん、颯真がつむぎちゃんのこと好きなの知ってる。だから、あの時に私の想いを伝えたの」
(宮浦)「……どこまで本心だったんですか?」
(真辺)「んー?全部。最初から最後まで」
(宮浦)「そう……だったんですか……」
(真辺)「私ね、努力してる颯真が大好きだった。真面目で、それでも謙虚で……そんな颯真を守りたいって思ってた。なんなら今でも思ってる。だいぶ前に、会長を降りた理由聞いてくれたでしょ?本当は、会長にもなりたかった……けど、颯真の頑張ってる姿を見て争えないなって思ったの。それで、会長の颯真を側で支えたいと思った。だから、書記にしたの。
……けどね、守るだけじゃダメだなって思った。
つむぎちゃんのことが好きって分かったとき、最初は自暴自棄になってた。
けど、保健室で休んで改めて考えたら、「私が引いたらいいだけ……」って思った。
それが、私から颯真に与えられる唯一の成長剤だったから。
だから、その想いは無駄にしないで欲しい。
私の分まで、つむぎちゃんと幸せになって」
(宮浦)「先輩…………」
(真辺)「ごめんね?こんなとこまで呼び出しといて……」
(宮浦)「いえ……先輩のおかげで救われたことも多かったです。去年の卒業式の時も、一番緊張してたのは先輩だったはずなのに、自分の緊張をほぐしてくださって……今日の卒業式の時も、そのことを思い出して少し楽になりました……先輩は、自分の中で一番の先輩です」
(真辺)「っ……颯真、、、、、」
(宮浦)「その……あの日から、先輩の気持ちがよく分かってなかったんですけど、ようやく分かりました。お世話になった分、先輩の想いにしっかり応えます!!」
(真辺)「うん……ありがとう(泣)」