元恋人と契約結婚したら溺愛が止まりませんでした
そう言って私の顔を持ち上げる。

そして唇が重なった。

優しいキス。何度も重なった。

六年間の空白を埋めるように。

私は遼の背中に腕を回す。

離れたくない。そう思った。

遼が囁く。

「美月」

「うん」

「もう離さない」

その言葉を聞いた瞬間、私は思った。

きっと、私たちは、また恋をしている。
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