アラフォーバツイチ、花ざかり。
「お客様、なにかお困りでしょうか?」
「ああ、大丈夫です。もう帰りますので」
前髪をラフに下ろしたショートヘアの男性が顔を上げる。凛々しさを感じる目や高い鼻、形のいい唇、どれを取っても整っている顔立ちで、少々驚いてしまった。
落ち着いた声や雰囲気から、年齢は私と同じくらいに感じるが、軽々しくイケオジとは呼べないような上品さのある人だ。ノーカラーカーデにストレートパンツを合わせた服装も、シンプルなのにおしゃれだし。
百八十センチ近くあるだろう彼を見上げて一瞬で観察する私に、彼はわずかに笑みを湛えて言う。
「素敵な家でした。坪数は少ないですがリビングを狭く感じさせませんし、間取りもスムーズな動線になっている。窓の位置も工夫されていて採光も十分ですね」
「ありがとうございます。シンプルなものが好まれる現在のトレンドを意識した造りになっていますので、そう言っていただけて嬉しいです」
さちいろハウスの皆で考えた家を褒めてもらえるのは素直にありがたくて、私も笑みがこぼれた。
すると、男性は腕を組んで頷き、部屋を見回す。
「ああ、大丈夫です。もう帰りますので」
前髪をラフに下ろしたショートヘアの男性が顔を上げる。凛々しさを感じる目や高い鼻、形のいい唇、どれを取っても整っている顔立ちで、少々驚いてしまった。
落ち着いた声や雰囲気から、年齢は私と同じくらいに感じるが、軽々しくイケオジとは呼べないような上品さのある人だ。ノーカラーカーデにストレートパンツを合わせた服装も、シンプルなのにおしゃれだし。
百八十センチ近くあるだろう彼を見上げて一瞬で観察する私に、彼はわずかに笑みを湛えて言う。
「素敵な家でした。坪数は少ないですがリビングを狭く感じさせませんし、間取りもスムーズな動線になっている。窓の位置も工夫されていて採光も十分ですね」
「ありがとうございます。シンプルなものが好まれる現在のトレンドを意識した造りになっていますので、そう言っていただけて嬉しいです」
さちいろハウスの皆で考えた家を褒めてもらえるのは素直にありがたくて、私も笑みがこぼれた。
すると、男性は腕を組んで頷き、部屋を見回す。