アラフォーバツイチ、花ざかり。
明るく人当たりがよさそうで、とても楽しそうに働いている。真琴の話を聞いて想像していただけだが、もっとやる気のない男だと思っていたので驚いた。
しかも整った顔立ちだなと観察しながら、小学生らしき男子ふたりにピザを手渡す姿を眺める。
「はい、お待たせ。マルゲリータね」
「「まるがりータ!?」」
「それは君だろ~」
坊主頭の子を茶化すと、男子たちはとても面白そうな笑い声をあげた。
子供の扱いもうまそうだし、なにより客が気持ちよく買うことができている気がする。真琴はこういうところに惚れたんだろうか……。
胸の奥がチクチクし始めた、その時だ。
「あれっ、網坂さん?」
俺の手前を通り過ぎようとしたスーツ姿の男性が振り返り、俺も目を丸くした。彼はバツイチ同盟のひとり、吉井くんだったから。
住宅設備機器メーカーに勤める彼がここにいるのは不思議ではないが、このタイミングで合うとは。
「吉井くん、お疲れ。仕事か?」
「そうなんすよ~駆り出されちゃって。網坂さんは休みっぽいですね。なのに見学しに来るなんて、さすがデキる男は違いますね!」
「いや……不純な動機だよ」
しかも整った顔立ちだなと観察しながら、小学生らしき男子ふたりにピザを手渡す姿を眺める。
「はい、お待たせ。マルゲリータね」
「「まるがりータ!?」」
「それは君だろ~」
坊主頭の子を茶化すと、男子たちはとても面白そうな笑い声をあげた。
子供の扱いもうまそうだし、なにより客が気持ちよく買うことができている気がする。真琴はこういうところに惚れたんだろうか……。
胸の奥がチクチクし始めた、その時だ。
「あれっ、網坂さん?」
俺の手前を通り過ぎようとしたスーツ姿の男性が振り返り、俺も目を丸くした。彼はバツイチ同盟のひとり、吉井くんだったから。
住宅設備機器メーカーに勤める彼がここにいるのは不思議ではないが、このタイミングで合うとは。
「吉井くん、お疲れ。仕事か?」
「そうなんすよ~駆り出されちゃって。網坂さんは休みっぽいですね。なのに見学しに来るなんて、さすがデキる男は違いますね!」
「いや……不純な動機だよ」