アラフォーバツイチ、花ざかり。
興奮気味のふたりと、冷静な低音ボイスの茂木くん。たぶん勘違いしているのですぐさま説明したいのに、なぜか樹がにこっと笑顔になって会釈する。
「あ、真琴がお世話になってますー」
「元旦那はそういうことしなくていいから」
棒読みでツッコむと、三人は驚きと納得が合わさったような顔で、「「「元旦那様……!」」」と声をそろえた。
余計なことを言われても困るので、私は樹のそばに歩み寄ってキッチンカーに戻るように押し返す。
「ほら、お客さん来るでしょ。早く戻って」
「マコ、あとで少し話せない?」
なんだか真剣な調子で言われ、一瞬押す力を弱めた。
樹とは、離婚した数カ月後に一度会ったきり。ヒモになりそうだった彼がひとりでちゃんと生活できているか少し心配で、生存確認するために会ったようなものだった。
それ以降は、彼のほうから時々連絡が来ていたけれど、返信したりしなかったりでたいした話はしていない。今も、元気でやっていることがわかったからそれでいい。
「話すことなんてなにもないわ」
「俺はあるんだ、たくさん。聞いてくれるだけでいいから」
そっけなく返したにもかかわらず、彼は引き下がらない。ちょっと強引だし。
「あ、真琴がお世話になってますー」
「元旦那はそういうことしなくていいから」
棒読みでツッコむと、三人は驚きと納得が合わさったような顔で、「「「元旦那様……!」」」と声をそろえた。
余計なことを言われても困るので、私は樹のそばに歩み寄ってキッチンカーに戻るように押し返す。
「ほら、お客さん来るでしょ。早く戻って」
「マコ、あとで少し話せない?」
なんだか真剣な調子で言われ、一瞬押す力を弱めた。
樹とは、離婚した数カ月後に一度会ったきり。ヒモになりそうだった彼がひとりでちゃんと生活できているか少し心配で、生存確認するために会ったようなものだった。
それ以降は、彼のほうから時々連絡が来ていたけれど、返信したりしなかったりでたいした話はしていない。今も、元気でやっていることがわかったからそれでいい。
「話すことなんてなにもないわ」
「俺はあるんだ、たくさん。聞いてくれるだけでいいから」
そっけなく返したにもかかわらず、彼は引き下がらない。ちょっと強引だし。