One year left -家族ごっこ-
言えるものなら言ってやりたい。
顔は良くても、性格は良くないよって。
でも、自分の口から碧くんの名前を出すなんて絶対に嫌だったから、言葉を飲み込んだ。
「それじゃあ、再婚祝いに、ポッキーで乾杯でもするか!」
夕紗がポケットから引き抜いたティッシュを机に広げ、その上へ中身を不揃いに落とした。
「え、なんか溶けてない?」
「しかも折れすぎ!」
「あ、ごめん。ポケットに入れてたから」
希歩と凛のブーイングに、夕紗は声を立てて愉快そうに笑い声を返した。
顔は良くても、性格は良くないよって。
でも、自分の口から碧くんの名前を出すなんて絶対に嫌だったから、言葉を飲み込んだ。
「それじゃあ、再婚祝いに、ポッキーで乾杯でもするか!」
夕紗がポケットから引き抜いたティッシュを机に広げ、その上へ中身を不揃いに落とした。
「え、なんか溶けてない?」
「しかも折れすぎ!」
「あ、ごめん。ポケットに入れてたから」
希歩と凛のブーイングに、夕紗は声を立てて愉快そうに笑い声を返した。