君の手が動く限り、俺は隣にいたいから
あとがき
どうも、こんにちは。
榊原蓮華草です。



まさか、アナザーストーリーとして描いたこの話がここまでのボリュームになるなんて。
 
大満足ですわ……っ!



大前提、この話は単体でも楽しめるようになっています。

ですが、もちろん前作の『雨は嫌いですか、私は好きです』を読んでからだと藤代凌という少年の見え方が変わり、


そして本作を読んでから前作を読んでいただくと、前作での凌の立場がよりはっきりしてくるかと思います。


前作を描いている時から本作を書く予定はありまして、

藤代凌は最適の人物でした。




さて、ここからは裏話になるんですけど。



本作には元ネタがあるんですよ。

私が高校生の時、クラスの出し物で一本の映画を撮るというものがあったんです。

趣味で執筆をしていた私は脚本係に抜擢され、当時は主人公を碧南とし、紫や澄朱華などの主要人物がたくさんいました。



なんですけど、なんと撮影時間が間に合わず、脚本は没に。

長らく眠っていた脚本を今作の『君の手が動く限り、俺は隣りにいたいから』に作り変えたわけです。



切なさが後味に残る、それでいて不幸ではない作品になったのではないでしょうか。


何かを我武者羅に目指すことは、やはり人を変えます。

そして、長い人生ですから何があるか分かりません。


ほんの些細な出会いで、凌のように人生が大きく変わるのですから。



どうか、本作を読んでくださった読者様の中で、何かを変えるきっかけになれたら良いと心から願います。


この度は、本作を読んでいただき本当にありがとうございました!!!!!!
< 129 / 129 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

想いと共に花と散る

総文字数/538,029

歴史・時代587ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
桜舞う 貴方の頬に触れた時 私は気付く 貴方の隣が私の居場所だったと 荒くれ者でも、 農民の出でも、 皆から嫌われていても、 私にとって貴方達は、 太陽よりも眩しい“誠”だった。 『……楽になりたい』 希望も、夢も何も持たない少女が一人。 『俺はなぁ、てめぇみたいな顔をしてる奴が一番嫌いなんだ』 刀の切っ先を向けて、 ぶっきらぼうに吐き捨てられる言葉の裏には、 いつも優しさがあった。 『変わってしまったら、全部思い出せなくなる。 だから、ずっと変わらないでいてほしいって……そう思っているんだよ』 叶うならば、ずっと変わらないでいてほしかった。 でも、時間は進む。 時代という荒波に飲まれて、何度も大切なものを失う。 『新撰組が私の居場所です』 居場所を与えてくれた。 生きる理由を教えてくれた。 生きたいと思わせてくれた。 貴方達に出会ったから、私は生きている。 この想いの名前は分からない。 それでもいつか散ってしまうのなら、 私は、 この想いと共に花と散る。 初めて歴史ものを書くので所々おかしな部分があるかもしれません。 できるだけ忠実に書き進めていこうとは思っていますが、温かい心で読んでいただけるとありがたいです。 あくまでも作者の主観を含めていることもご周知の上で。 ※流血描写、残酷表現
ポンコツ執事なのに、お嬢様に溺愛される

総文字数/156,354

恋愛(純愛)148ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
こんなはずじゃなかったんです。 『今日から、私の娘の執事として働いてもらう』 『……はいぃ!?』 ただの地味な大学生だったんです。 格ゲーが好きな、ただのオタクだったんです。 『あんたが私の執事? 有り得ないんだけど』 ですよね。そうですよね。 僕だってそう思います。 だって、雇われた先は、 世界中の金融を牛耳る、白銀の王座。 白鷺財閥。 その超超有名な大豪邸に住み込みで働くなんて、 何処のファンタジーですかって話ですよ。 『ちょっと、私の目を見て話しなさいよ』 それは無理です。 漫画の世界から出てきたような美少女を前に、 まともになんてなれるわけが。 『あのー、お嬢様……? 何故、僕が髪を梳かれているんでしょう』 『細かいことは気にしない気にしない』 気にしないと、貴方の父親に僕が叱られるんです。 『やっと見つけた。私の、たった一人の執事。……もう二度と、逃さないわ』 何をさせてもダメダメで、ポンコツ執事だったはずなのに。 貴方は、この世界の誰よりも───。 家事、駄目。 性格、内気。 自己肯定感、奈落の底。 そんな僕が、一人のお嬢様に仕える変なお話。
雨は嫌いですか、私は好きです

総文字数/129,566

恋愛(学園)136ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
これは、雨が降る放課後でだけ許される恋。 しとしとと、降り続ける雨。 昇降口を出て傘をさすと、 いつもいる。 『ちょっくら入れてくんね?』 クラスで人気者のムードメーカーの彼は、 どういうわけか、私を待ち伏せするのです。 それも、 雨が降る放課後に限って。 ☂ 『……貸して』 背が低くて、前髪が長くて、眼鏡を掛けていて。 地味子、という言葉から生まれたような私には、 貴方は眩しすぎる。 雨雲の隙間から差し込む光、 それは貴方なのかも。 『ここ、俺の特等席だから』 『他の人なんて、絶対に入れないで』 貴方はずるい。 ずるすぎる。 ☂ 初めは、申し訳なさそうに。 二回目は、ちょっと強引に。 三回目は、味を占めたように。 そして四回目からは、 ———……隣りにいるのが当たり前になるのです。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop