零班は落第寸前!――名門男子校は秘密のスパイ養成学校でした――
試験が全部終わって、帰りのバスに乗ったときには、もう頭の中がぐちゃぐちゃだった。
筆記では椅子の数を聞かれ、面接では矛盾したことを言われ、走らされて、部屋を覚えさせられて、最後は銃を撃たされた。
学校ってなんだっけ、と思った。
家に帰ると、母さんがすぐ聞いてきた。
「どうだった?」
「普通の筆記に変な問題が混ざってて、面接でわざと矛盾したこと言われて、走って、部屋を覚えさせられて、最後は銃」
母さんが止まった。
「……盛ってる?」
「盛るならもっと信用される方向に盛る」
父さんが奥から顔を出した。
「給食は?」
「まだ入学してない」
「そっか」
そこは納得するなよ。
筆記では椅子の数を聞かれ、面接では矛盾したことを言われ、走らされて、部屋を覚えさせられて、最後は銃を撃たされた。
学校ってなんだっけ、と思った。
家に帰ると、母さんがすぐ聞いてきた。
「どうだった?」
「普通の筆記に変な問題が混ざってて、面接でわざと矛盾したこと言われて、走って、部屋を覚えさせられて、最後は銃」
母さんが止まった。
「……盛ってる?」
「盛るならもっと信用される方向に盛る」
父さんが奥から顔を出した。
「給食は?」
「まだ入学してない」
「そっか」
そこは納得するなよ。