秘書ですがエリート社長に溺愛されています
「……俺もだ」

 低く答える。

「美咲を抱きたい」

 その声は、静かで真剣だった。

 玲司はそっと私の頬に触れる。

 そして優しくキスを落とした。

 唇が重なる。

 今度は焦りのない、深いキス。

 玲司の腕が私を包み込み、そっと引き寄せる。

 抱きしめられると、不思議なくらい心が落ち着く。

「もう大丈夫だ」

玲司は静かに言った。

「誰にも渡さない」

 その言葉に、私はもう一度目を閉じた。

 玲司の胸の中で、私は安心して体を預けた。

肌を露わにした私の胸を、玲司は優しく舐め回した。

「玲司……」

「んん……美味しい……美咲の味、最高だよ」

そして私の入り口にキスをすると、水音が部屋の中に響いた。
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