人形姫と秘密のお役目 -1-
「ちょっと、聞いてんの?」

「うん、ごめんね」

「……ふん。まぁ、いいわ。次は気をつけなさいよね」


 そう吐き捨てるとラケットを構える気配。

 私も、ラケットを握り直す。

 目をゆっくりと開いたとき、視界の奥に異様なものが広がった。


(……っ!)
< 41 / 67 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop