幼なじみの凪が今日も全然凪いでない
高潮
「ねえ、凪ちゃん。」
2人と同じクラスの瀬戸 海人(せと かいと)が、凪に話しかけた。
「海人さん何かありましたか?」
「これ、凪ちゃんにあげるよ。」
そう言って海人が差し出してきたのはピンク色の小さい貝殻だった。
「かわいいですね!ありがとうございます!」
「桜貝って言うんだよ。持っていたら幸せになれるんだって。」
凪が嬉しそうに笑った。
「こんなにすごい宝物を見つけられるなんて、海人さんはまるでカッコいい海賊さんですね!」
「そう?凪ちゃんがそんなこと言ってくれてめっちゃ嬉しいよ、俺!」
その様子を見ていた航は顔をしかめた。そんなのも知らずに航に話しかける凪。
「航さん!これ、あげます!持っていると幸せになれるんですって!」
航の気持ちに気付かず話を続ける。
「海人さんが見つけてくれたんですよ!」
「いらない。」
いつもより強い口調で、航が言った。
「ご、ごめんなさい。」
いつもと違う航に驚いて凪がビクッとなると同時に凪の手からヒラヒラと桜貝が落ちて、波にさらわれた。しょんぼりした凪と、眉間にシワを寄せた航。
そのまま、時間が過ぎた。
2人と同じクラスの瀬戸 海人(せと かいと)が、凪に話しかけた。
「海人さん何かありましたか?」
「これ、凪ちゃんにあげるよ。」
そう言って海人が差し出してきたのはピンク色の小さい貝殻だった。
「かわいいですね!ありがとうございます!」
「桜貝って言うんだよ。持っていたら幸せになれるんだって。」
凪が嬉しそうに笑った。
「こんなにすごい宝物を見つけられるなんて、海人さんはまるでカッコいい海賊さんですね!」
「そう?凪ちゃんがそんなこと言ってくれてめっちゃ嬉しいよ、俺!」
その様子を見ていた航は顔をしかめた。そんなのも知らずに航に話しかける凪。
「航さん!これ、あげます!持っていると幸せになれるんですって!」
航の気持ちに気付かず話を続ける。
「海人さんが見つけてくれたんですよ!」
「いらない。」
いつもより強い口調で、航が言った。
「ご、ごめんなさい。」
いつもと違う航に驚いて凪がビクッとなると同時に凪の手からヒラヒラと桜貝が落ちて、波にさらわれた。しょんぼりした凪と、眉間にシワを寄せた航。
そのまま、時間が過ぎた。