甘すぎる溺愛は、美しい花の隣で。
感動している私を、野々花が優しい微笑みで見つめている。

そんな野々花がすごく大人びて見えた。

「野々花、本当におめでとう」

それでも、私の言葉にニコッと笑った野々花は、やっぱり野々花で。

私はそのままブーケを差し出す。喜んでもらえるか不安な気持ちも少しだけ抱えながら。

しかし、そんな不安は野々花のパッと変わった輝いた表情で全て吹き飛んだ。

「澪花、ありがとう! ブーケもとっても可愛い! 期待以上すぎるよっ!」

「ふふっ、喜んでもらえて良かった。メインテーブルもあとで見てみてね」

「うんっ!」

本当はもっと野々花は話したかったけれど、野々花も準備があるだろうし、私も結婚式に参列するためにドレスに着替えてヘアセットにも向かわなければいけない。
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