タイムリープ悪女は偽りを演じる
――バタバタ

あら、トイレに数人の女子生徒が入ってきた

「ねぇ〜今日セナ・カールトン様を初めて見かけたけどとってもカッコよくて美しかったわ」

「わかります、ご友人の方々も全員かっこいいですからね目の保養ですわ〜」

「あ、でも4組の身分最低ランクのクラスに平民の子が入ってきたらしいわね」

「あ、聞いた聞いた。最低クラスとしても貴族学校なのになんで入れたのかしら?」

「コネか体でも売ったんじゃない?理事長に」

「汚いわ〜」

これはアルミラ・ロージーの話ね

私も1度目の時はこの会話に混ざりアルミラの悪口を言っていたであろう

でも今は違う。

そう、関わりたくないのだ!口にも出したくない!

「あ、そろそろ授業の時間だわ。早く行きましょ」

「そうね」

「遅れると印象悪くなるわ」

彼女達は早足でトイレを後にした

私も個室を出る

もう授業か。

トイレを出て私は教室に向かい歩き出した

廊下にはもうほとんど生徒がいなかった

前方には私のクラスの担任が重そうな荷物を運んでいた

手伝って株でもあげとこう

レ「先生、持ちますよ」

声をかけた私に驚いた先生

「いやいや!レイシア様のお手を煩わせる訳には行きません」

レ「大丈夫ですよ」

私はニコッと笑い先生の荷物の半分を持った

「レイシア様優しいですね」

レ「先生のお手伝いしたかっただけなので自己満ですよ」

「ありがとうございます!」

先生と肩を並べ教室まで行く

全員もう座ってるのね、授業始まるまであと3分しかないからか

先生が教室に入る後に続いて私も入る

荷物を持っている私を怪訝そうな顔で見つめる生徒達

「レイシア様ありがとうございます、ここに荷物置いてください」

レ「はい」

私は荷物を置いた

そしてここでも株+味方を増やすようにクラスメイト達にも聞こえる声で

レ「先生、また困ったことや重たい荷物持つ時は言ってくださいね?私でよければ力になります」

そういい笑顔を浮かべた
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