初夜を拒む皇女は敵国の皇太子に溺愛される
「ああ……ダメ……」
私は心も体も、限界を感じていた。
「いこう、一緒に……俺達の楽園に……」
囁きが、耳元でほどける。
「このまま……俺と離れずに」
その瞬間、全身に波のような感覚が広がった。
「あああ……」
彼の腕の中で、すべてがほどけていく。
強く、深く、重なり合う感覚。
もう、何も考えられない。
言葉にならない声が、静かな夜に溶けていく。
ただ――彼と一つになっている、その実感だけが残る。
「……リゼリア」
かすれた声。
その声に応えるように、ぎゅっと抱きしめ返す。
すべてが満たされていく感覚。
それ以上、言葉はいらなかった。
ただ、同じ呼吸を感じているだけで十分だった。
やがて、彼の腕の力が少しだけ緩む。
けれど離れることはなく、むしろそっと引き寄せられる。
私はそのまま、彼の胸に顔を埋めた。
私は心も体も、限界を感じていた。
「いこう、一緒に……俺達の楽園に……」
囁きが、耳元でほどける。
「このまま……俺と離れずに」
その瞬間、全身に波のような感覚が広がった。
「あああ……」
彼の腕の中で、すべてがほどけていく。
強く、深く、重なり合う感覚。
もう、何も考えられない。
言葉にならない声が、静かな夜に溶けていく。
ただ――彼と一つになっている、その実感だけが残る。
「……リゼリア」
かすれた声。
その声に応えるように、ぎゅっと抱きしめ返す。
すべてが満たされていく感覚。
それ以上、言葉はいらなかった。
ただ、同じ呼吸を感じているだけで十分だった。
やがて、彼の腕の力が少しだけ緩む。
けれど離れることはなく、むしろそっと引き寄せられる。
私はそのまま、彼の胸に顔を埋めた。