敏腕記者の怪我は溺愛の始まり~そんな昇格結構です
チーフがいなくなり、残されたふたりで盛大にため息。
「チーフって無駄にイケメンだから、余計怖いんですよ」
「わかる……」
成美はパソコンにようやく向かいだした。雪は気分転換に化粧室へ立った。
鏡の前を見て、中途半端に伸びた髪をまとめた。
当たり前のお洒落というものから遠ざかってずいぶん経つ。
目の前の成美がはやりの初秋のコーデをしているのを見ながら、ついわが身を振り返った。
ここ最近、とにかく忙しくて数か月美容院に行っていない。
夏物のセールは終わってしまい、秋物の新しい服も欲しいと思いながらも買えていない。
色違いで持っている数枚のシャツ。それに、同じく色違いのパンツ。
数種類のピアスをローテーションの毎日。
こんな雪でもお洒落に気を遣っていた時期もあった。
学生時代から付き合っていた彼氏と別れてからというもの、友人から枯れ気味だと言われる。
肯定するのは悔しいが、残念ながら今の状態では否定もできない。
* * *
雪がパソコンから目をあげると、昼すぎと同じように成美と目が合った。
「チーフって無駄にイケメンだから、余計怖いんですよ」
「わかる……」
成美はパソコンにようやく向かいだした。雪は気分転換に化粧室へ立った。
鏡の前を見て、中途半端に伸びた髪をまとめた。
当たり前のお洒落というものから遠ざかってずいぶん経つ。
目の前の成美がはやりの初秋のコーデをしているのを見ながら、ついわが身を振り返った。
ここ最近、とにかく忙しくて数か月美容院に行っていない。
夏物のセールは終わってしまい、秋物の新しい服も欲しいと思いながらも買えていない。
色違いで持っている数枚のシャツ。それに、同じく色違いのパンツ。
数種類のピアスをローテーションの毎日。
こんな雪でもお洒落に気を遣っていた時期もあった。
学生時代から付き合っていた彼氏と別れてからというもの、友人から枯れ気味だと言われる。
肯定するのは悔しいが、残念ながら今の状態では否定もできない。
* * *
雪がパソコンから目をあげると、昼すぎと同じように成美と目が合った。