敏腕記者の怪我は溺愛の始まり~そんな昇格結構です
「いいのよ。あの原稿ってチーフからの案件だったのね。私は部長経由なのかと思っていて甘かったわ」
「最初は部長だったんですよ。でも、部長が忙しくてチーフに任せて、チーフから僕が林にやらせてみろと言われてですね」
「チーフ経由なら私が少しでも関わるとすぐにばれるのはいつものことよ」
「どっちにしても僕が悪い。今日の朝早く来るからそのとき見ると昨日の夕方に林へ連絡したんです」
「成美ちゃんが朝苦手と知っていてそこまでする?だから怖がられてるのよ」
「いや、甘やかしちゃだめです。まさか昨日のうちに佐山さんへ泣きついているとは思わなくて、本当にすみません」
「雪先輩、私ももう一度一緒に入って謝ります」
雪に向かって頭を下げる成美。涙目になっている。
雪は彼女の背中を優しくたたいてなだめた。
「いいから、大丈夫。こういうのは、わかってると思うけど、多分一番私が慣れてるの」
「やめておけ。お前が入ると余計チーフの怒りに火を注ぐようなもんだ。林を叱るのは俺の役目だ。来い」
「ええー!」
「海江田、林。ちょっと来い」
「はい」
打ち合わせ室から出てきた部長がふたりを呼んだ。
「最初は部長だったんですよ。でも、部長が忙しくてチーフに任せて、チーフから僕が林にやらせてみろと言われてですね」
「チーフ経由なら私が少しでも関わるとすぐにばれるのはいつものことよ」
「どっちにしても僕が悪い。今日の朝早く来るからそのとき見ると昨日の夕方に林へ連絡したんです」
「成美ちゃんが朝苦手と知っていてそこまでする?だから怖がられてるのよ」
「いや、甘やかしちゃだめです。まさか昨日のうちに佐山さんへ泣きついているとは思わなくて、本当にすみません」
「雪先輩、私ももう一度一緒に入って謝ります」
雪に向かって頭を下げる成美。涙目になっている。
雪は彼女の背中を優しくたたいてなだめた。
「いいから、大丈夫。こういうのは、わかってると思うけど、多分一番私が慣れてるの」
「やめておけ。お前が入ると余計チーフの怒りに火を注ぐようなもんだ。林を叱るのは俺の役目だ。来い」
「ええー!」
「海江田、林。ちょっと来い」
「はい」
打ち合わせ室から出てきた部長がふたりを呼んだ。