難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子
黙れ・・・・・・。

「あの3時間で俺等大分関係変わったね〜・・・・・・」

苦笑いで言う羽野。

クソが・・・・・・。

羽野の言うことの理解が出来ないのかぽかんとした顔の影月。

「え、っと・・・・・・何が・・・・・・?」

俺が顔から手を離すと、影月がそう言った。

「うーん・・・・・・宣戦布告?かな!」

羽野の回答に余計に理解不能そうな顔をする影月。

「・・・・・・先帰る」

俺はそう言って病室を出た。

病室の扉を閉めた瞬間、俺の足から力が全部抜けていった。

耳に聞こえるのは心音。

遠くの看護師の声だとか。

医者の声だとか。

患者の話し声だとか。

そんなものは一切聞こえなかった。

ただ、自分の心臓の鼓動だけがただただ脳に響いた。

影月・・・・・・可愛かった・・・・・・。

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