難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子
「・・・・・・」

不服そうな顔の水無瀬の顔を見た羽野が「ぶっ・・・・・・!」と吹き出した。

「ははっ!ふっ!ひっ・・・・・・!」

水無瀬の顔を見て笑い出した羽野。

「り、凜っ・・・・・・!か、顔!」

まだ笑いが止まらない羽野に歩いてきた看護師がすれ違いざまに、

「静かにしてくださーい」

と言った。

羽野は笑いがぎりぎりこらえてない状態で「は、いっ・・・・・・!」と答えた。

笑いすぎだろ・・・・・・。

そう思ったが、水無瀬が一番そう思っているのだろう。

どんどん羽野を睨み始めた。

「・・・・・・帰る」

俺はそう言って3人に背を向けた。

「・・・・・・宙海さん、俺バイク乗せてもらう!」

後ろから足音と共に七条の声がした。

「え!?ちょっ、俺も俺も!」

「俺が先に言った!」

「嫌だ!」

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