孤独な少女はハイスペ総長様達に溺愛されてます
こいつ、声量おかしいもん。

「おぉ〜!!!影月っすか!マジだ!ずっと会いたかったんすよ!激強超絶美少女!」

まるで俺が維ちゃんと初対面のときのような反応に俺は哉汰の行動に全否定できる立場ではないなと思ってしまった。

維ちゃんは哉汰のテンションについて行けず、今にも「え、え・・・・・・?」と言いそうな戸惑い様。

癸酉さんが哉汰の肩に手を置いた。

「Fearが倒した人間の始末係だ・・・・・・こいつに年齢なんて関係無い。タメ口だろうと呼び捨てだろうと気にしない」

癸酉さんが維ちゃんから引き剥がすように言う。

「・・・・・・え、ホントに遺伝子繋がってる?」

俺はついそう言ってしまった。

「え〜繋がってるっすよ!ただ、俺の父さんの弟の子供が癸酉さんなんすけど、父さんは巫山戯るタイプで叔母さんは結構大人しめなタイプだったらしいっす!」

遺伝子の分離が起きてる・・・・・・。

まぁ良いか。

哉汰の御蔭でFearが警察沙汰になってない事実があるし。

「哉汰、宜しく。俺羽野源」

「おぉ!!羽野っすか!よくVertexの奴等言うんすよ!『女みたいな男にやられた』って!」

・・・・・・それは、褒めてるのかな?

俺は貼り付けた笑顔が崩れそうになり直ぐに一歩引いた。

維ちゃんの前でキレるわけにはいかない。

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