孤独な少女はハイスペ総長様達に溺愛されてます

恋情

「維ちゃん!」

いつものようにお店へ向かっていると、後ろから羽野の声がした。

「・・・・・・?どうしたの・・・・・・?」

私がそう聞くと、羽野は何かを決心したように息を吸って吐く。

そしてゆっくりと右手を私に差し出す。

「俺、維ちゃんのこと、好き!」

「・・・・・・友達として・・・・・・だよ、ね・・・・・・?」

雰囲気的には絶対違うけど、今までの行動だと友達としてなんだよなぁ・・・・・・。

「ううん、恋だよ。維ちゃんのこと、女の子として好き」

「・・・・・・」

驚いた。

それ以上でも以下でもなく。

「私、を・・・・・・?」

「うん」

いつものような感情丸出しの瞳ではなく真剣な瞳。

「・・・・・・わ、私・・・・・・」

「分かってる。凜が好き。でしょ?」

そう言いながら諦めたような苦笑をする。

「俺だって分かってて言ってるから。維ちゃんが気にすること無いよ」

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