孤独な少女はハイスペ総長様達に溺愛されてます
羽野は優しい目で私を見た。

そう言うと、羽野はいつもよりも早足で私の横を通り過ぎて行った。

「ごめん・・・・・・」

私は羽野に聞こえてないと分かっていながらも、羽野の背を見ながら呟く。

本当に・・・・・・ごめん・・・・・・。

*  *  *

お店に着くと、宙海さん、七条、羽野、凜の4人が揃っていた。

特に多忙でもない私達はよく集る。

「維ちゃん」

七条にさっきの羽野のような真剣な顔で見つめられる。

「な、に・・・・・・?」

自意識過剰かもしれないけど半分覚悟をしてしまう。

「俺、維ちゃんのこと好き。恋愛として。友達なんかじゃない。維ちゃんが好き」

あぁ・・・・・・やっぱり・・・・・・。

私だって羽野も七条も好きだ。

でもそれは友達としてであって、恋愛的には見れない。

それに私は・・・・・・凜が好きなんだ・・・・・・。

「・・・・・・」

何も言えずに黙り込むと、七条は「ごめんね」と悲しそうな眼で言う。

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