難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子
え?

そうな、の・・・・・・?

でも・・・・・・自分から聞きたくない・・・・・・。

凜が口を閉じた瞬間、私はまた足を進めた。

「凜、七条」

私はそう言って二人に近づいた。

「かげ・・・・・・維か」

・・・・・・今影月って言いかけたよね。

「維ちゃん、死んだ黒月と維ちゃんの関係。20字以内に簡潔に答えなさい」

え、国語の問題かなんか?

ていうか20字って短か・・・・・・。

「え、私の母親。死んだ黒月。私の母親です・・・・・・」

お母さん・・・・・・。

私は少し滲んだ視界を瞬きで直ぐに直した。

「・・・・・・影、月?」

「え、知らなかったの・・・・・・?」

外見でわかるくない・・・・・・?

あ、そういうことか・・・・・・。

私は右の髪を耳にかけた。

< 20 / 141 >

この作品をシェア

pagetop